本日午前中に『東遠分校』の見学に行ってきました。
先月末にママだらメンバーから「東遠学園の見学に行きたい」と言われてから、半月で実行できるなんて凄い
でも『東遠学園』ってどんな所?
地図を見ると袋井特別支援学校の『東遠分校』の隣にあるけど、どんな関係?
袋井学園みたいなところ?磐田学園みたいなところ?
車中では(参加者6人なので一台の車で行きました)入所出来るんだとか、昔は東遠学園の子が電車を止めただとか、興味深々でした。
支援校の先生に先導して頂いていたのに、話に夢中で車が曲がったのに気付くのが遅れ、ごめんなさいでした。
支援校から30分位で『東遠学園』に着きました。(山の中の道だと分かりにくいからとバイパスを使いました。もう完璧です)
先生は『学園』を素通りして、奥に奥に…『分校』がありました。
「???学園の見学を頼んだのに何故に分校?」
もともと『学園』は入所施設で、義務教育の子ども達が増えたので、『分校』が設立された。との事でした。
ってことは、私たちは『分校』の見学で良いって事なのか?と、よく分からないまま、『分校』の見学をして来ました。
玄関先では三月まで本校に居た先生が、子供たちと順送球をやっていました。
とても元気な先生で、長男が昨年木工芸班でお世話にもなっていたので、遠くから声が聞こえただけですぐに分かりました。
分校も狭隘化の関係で会議室も教室になってしまっていると聞いたので、どんな学校なんだろうとまたまた???。
↑木工室。明るくてきれいです。
↑学校のデータをまとめた資料を作ってくださいました。ありがとうございます!
「音楽室」に通され、学校の説明を受けました。生徒は小学部32人、中学部9人の計41人。
小学部は小1で一クラス、小2と小3で二クラス、小4から小6で二クラスの計五クラスで活動していました。
中学部は全部で一クラス。全体の七割近くが自閉症・広汎性発達障害の子供達でした。
授業を見学しましたが、驚くほど皆静かに落ち着いて居ました。(小2と小3は校外学習でいませんでした)
長男のクラスは・・・「9人中誰かが必ず教室に居ないよね?」と同級生の母と話し、びっくりしました。
↑「あるいてあるいてみつけた」と書いてあります。
校外学習のため、歩いてたまりーな(公園)まで行ったようです。
中学部の作業では、ビーズと織物をやっていました。
織物は「裂き織り」。子供たちの真剣さに大人も真剣なまなざしを送ってしまいした。
↑裂き織り(さきおり)機。裂いた布を織っていきます。きれい!
↑あらかじめ線が描かれたシートの上に、ビーズを並べ、テグスを通すと、ビーズのお花が出来ます✿
給食は「音楽室」と「家庭科室」で食べるそうです。
給食の牛乳は月に二回しか出ないそうです。長男は一日一リットル飲んでしまうくらい牛乳大好きっ子だから耐えられないかも。
今日は野菜ハンバーグに牛乳、パン、海藻サラダ、ミネストローネでした。
一時間ほどの見学を終え、一人の子どもが私たちの方に来ました。
親が来たか確認に来たようです。子供達は親が大好き。我が子の様子も見に行きたくなりました。
『分校』の見学を終え、情報交換に花を咲かせ、大騒ぎの時を楽しく過ごし、現実に戻って来ました。
今回の『分校』の見学は、私にとって知識を一つ増やすことが出来ました。
気になる事があったら、即実行!あ~だ、こ~だ言うよりは自分の目でしっかりと見ることが大切。
長男の就労も視野に入れ、これからも施設を見学する事も増えるだろうが、しっかりと見て、考えていきたいと思います。
そう言えば、おとといの日曜に磐田の友達と『やくわり』に見学に行きました。
また、お知らせします。